渡辺よしひろのマニフェスト1:「博士が学校にやってくる」
若手研究者を小中学校へ派遣。
学ぶ楽しさが伝わる授業によって、
文京区ならではの教育の街を実現します。
メリット①<子どものやる気を引き出し、学ぶことの楽しさ・醍醐味を知ることができる>
メリット②<新しい知見・研究を子どもたちや地域住民と共有することができる>
メリット③<若手研究者、特にポスドク(博士学位取得者)の新規雇用につながる>
メリット④<小中学校と大学が連携することで、地域内での人のつながりができる>
~背景~
①文京区は教育資源の豊かな街!
文京区には多くの学校・教育機関があります。特に、大学や研究所などの高度教育機関では、先端の知識を持ち活気に満ちた若手研究者がたくさんいます。これらの若い研究者を、小中学校に派遣し、専門知識を活かして「学ぶこと」の楽しさをともに分かち合う授業を展開します。
最近では文京区にも中学における学校選択制が導入され、公立学校も地域力を生かした特色ある学校づくりが求められています。区内にあるさまざまな資源を活かすことで、歴史ある「教育のまち」のさらなる発展を目指します。
<参考:文京区の学校数>
大学 ・・・国公立 4 私立 13
高校 ・・・国公立 6 私立 22
中学校・・・国公立 14 私立 13
小学校・・・国公立 23 私立 1
②多くの子どもの保護者は教員の資質向上を求めている!
区立の小中学校に通う子どもの保護者を対象としたアンケートによると、約8割が「教員の資質を高めること」を“必要”と回答しています。(引用:文京区,教育に関する区民意識調査より)
また、「授業の内容を改善すること」「児童一人一人の個に応じた授業を進めること」も同様に、多くの区民が“必要”と回答しています。
しかし、現在の小中学校の教員は、よりよい教育に向けて努力を重ねていますが、膨大な担任業務と、教科学習の準備とで手一杯なのが現状です。
そこで、「学びの専門家」としての研究者が、授業などを担当することで、より充実した「個に応じた」学習が可能になり、担任教員によるクラス運営もスムーズになります。
③優秀な若手研究者が能力を発揮する場が少ない
現在、日本国内で、博士号取得者のよい就職口が少なくなっている、いわゆる「ポスドク問題」が挙げられています。約13,000人のポスドク(博士号取得者)のうちの多くが、就職が困難と言われています。これらの若く優秀な研究者が、地域の小中学校で継続的に子どもの学びを支援することが実現できれば、子どもたちの学力向上につながるとともに、新しい知見や研究を共有することも可能になります。
※〔補足:ポスドク問題〕
ポスドクはポストドクターの略。大学院で博士課程を修了し博士号を取得したのに、大学の研究職につくことも民間の会社に入社することもできない人が増えている問題。政府も「ポストドクター等1万人支援計画」を実施しているが、その後の働きの場までも保障するものではないので、行き場を失っている者が多い。普通の企業に入社したくても、年齢が30歳近いことから採用してもらえるケースは少ないという。一般に、その年齢なら在社6~7年の中堅社員に成長している。同じ年齢なら転職者を引き抜いた方が企業にとっては有効なのである。また「社会性に欠ける」というレッテルを貼られやすく、彼ら自身も大学での研究職を望む者が多い。
(livedoor 辞書より http://dic.livedoor.com/tribute/ng/2007000182.html)
~政策ビジョン~
「博士が学校にやってくる」の政策ビジョンは以下のとおりです。
①【導入期】 モデル校の設置、特別非常勤講師としての若手研究者の派遣<約2年>
②【定着期】 授業への定期的な参画、モデル校の分析と発展<約1~2年>
③【拡大期】 成功事例の創出と全国への情報発信、さらなる対象校の拡大